油断してんじゃねぇぞ
「楓ー起きてー」
「む・・・」
「ご飯だよ」
「おめー何してんだ」
「おばさんに呼ばれたの。楓に昼ごはんあげてねって」
「・・・ガキか俺は」
「似たようなモンでしょ」
「・・・・・・」
「いーから起きてよーお腹空いたぁ」
「・・・今、誰もいねーのか」
「え?居ないよ」
「じゃあ」
「は?」
腕を引っ張られたと思ったら
今、楓が寝てたそのベッドになぜかあたしが押し倒された。
「ちょ、楓何してんの!」
「ガキ扱いすんな」
「え、ドコ触って!!」
楓で首筋に顔をうずめて、吸いつく音を小さくたててキスをした。
その音で体温は一気に上昇。
ていうか音たてたの絶対わざとだ!!!
「かえ・・・っ・・・てかご飯!」
「飯より」
「っ・・・え!?」
「飯より、が食いたい」
ああ、もう逃げられない
「楓ー?ちゃんー?いるー?」
がば!!!!
抵抗も無理だと諦めたその瞬間
聞こえてきた、おばさんの声。
「おばさん・・・帰ってきたんだ」
「・・・・・・・・・ちっ」
「(コイツ・・・)楓、ほらご飯食べるよ!」
「・・・食ったら、覚悟しとけよ」
「・・・え?」
その
愛を致死量
(諦めたんじゃ、ないの?)
(そんなすぐ治まると思ってんのか)(えー・・・)
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おだい
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